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つくつくランド(園だより抜粋)

在園児保護者の方々に毎月配布されている園だよりの中から抜粋で、園長川崎が独特の教育観を語っています。
大いに幼稚園教育論を語り、そして現在の保護者の方々を叱り、励ましています。
頑張れ!つくしの幼稚園の保護者のお父さん、そしてお母さん!!(By川崎)

◆ 各月ごとのつくつくランド抜粋へは下記 ↓ のそれぞれの月をクリックするとジャンプします。

                        

2018年 10月

朝晩はだいぶひんやりとしてきました。日中も吹く風がとても心地良く感じられます。
9月は雨の日が多くあり、運動会の練習等が思うようにいきませんでした。でも、これからは戸外での活動には絶好の時期です。天気の良い日には外でのあそびや園外保育をたくさん取り入れて、子どもたちの「動線」と「友達関係」をうんと広げてやりたいと思います。
今月からは園生活の後半に入っていきます。一人一人の成長を大切に見守り、育んでいきたいと思います。ご理解、ご協力のほどを。

さて、今月は渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)著「幸せはあなたの心が決める」(PHPから) 『自分を美しくきたえる』を紹介いたします。
今や、礼儀を、古いとか形だけのものとして蔑視する傾向があります。
「何の得にもならない」と、利益に換算する人もいれば、「こんな忙しい世の中、礼儀などにかまっていられない」と言う人もいます。
中には、無礼であることが、むしろ現代的だと錯覚している人もいます。
そして、多くの若い人は、礼儀を教えられずに育っていますが、それは彼らにとって大きな損失です。
なぜなら、「美しさ」というものが、永遠に変わらない、そして人々が追い求める一つの価値だとすれば、その美しさを創るもの、生み出すものは、礼儀という名のもとに実行される、小さいことの積み重ねだからです。
それは、なぜそうするのかと問われても答えられないような「きまり」を、来る日も来る日も、繰り返して自分に課していった結果、いつしか生まれてくるものなのです。
幼い時、母は私たちに向かって「膝を揃えなさい。膝と膝の間をあけて座るものではありません。宮様方は、何時間でもそうしていらっしゃいます」と言ったものでした。
宮様ではあるまいし、と心の中で反撥しながら、渋々膝小僧を揃えたものです。

「家の習いが外に出る」という信念のもとに、母は、家の中だから行儀を悪くさせていいということを許しませんでした。
食べ物を口に入れたまま話したり、歩いたりすることはもちろん禁じられ、食後すぐ寝そべることは「牛になる」ことであったし、床の間に足であがること、敷居や畳のへりを踏むことは「足が曲がります」という極めて非科学的な理由で禁じられていました。
ふすまや障子をきっちり閉めない時にも、叱(こ)言(ごと)は容赦なく飛んで来たものです。
「でも、よそのおうちでは」と言おうものなら、「よそはよそ、うちはうちです」と言われるのが落ちでした。
今になって思えば、これらの「理由なきしつけ」は、結局、自分との闘いであり、自分をきたえる手立てだったのです。

園では、「あたりまえのこと十か条」を毎日唱和しています。今は幼児にとって理解ができない事もあると思われますが、毎日繰り返していると少しずつ理解ができるようになります。「門前の小僧習わぬ経を読む」という諺の通り、環境を通して日々の積み重ねで身に付けていくことはとても大切であり、にわか仕立てでない事は深く記憶に残るものと思います。親自身が規範意識をしっかり持って過ごすことで我が子に「親は親の後姿を見て育つ」を実践していただけたらと願います。

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2018年 9月

充実の2学期がスタートしました。今学期もよろしくお願いいたします。
運動会や音楽会等の大きな行事や活動を通して子ども達の成長が著しく見られる時期です。
一人ひとりの思いや願いを十分に受け止めて、豊かで楽しい園生活が過ごせるよう援助をしていきます。ただし、まだまだ暑い日が多くあることと思います。適度な休憩をしながら日々を過ごしていきたいと思います。ご理解・ご協力のほどを。
さて、今月は100歳まで現役医師であった日野原重明著「生き方上手」ユーリーグより
人はいくつになっても生きかたを変えることができます。から人生とは習慣であるを紹介いたします。

人生は、ひと言で言えば習慣です。
アリストテレス(前384〜322)は、「習慣とは繰り返された運動」であり、習慣が人間の性格や品性をつくると言っています。
習慣に早くから配慮したものは、おそらく人生の実りも大きく、習慣をあなどった者の人生はむなしいものに終わってしまいます。習慣は日々の積み重ねですから、それが習い性になってしまえば、その後はつらいとも面倒だとも感じなくなります。よい習慣をからだに覚え込ませればよいのです。鳥は生まれついた飛びかたを変えることはできません。動物は這いかた、走りかたを変えることはできません。けれど人間は生きかたを変えることができます。それは、人間だけがいのちに終末があることを初めから知っているからです。かぎりあるいのちをどう生きようか、と生き方を考えることができるのは、人間にだけ許された特権なのです。

「人間は死に向かって成長する」
と、精神文学者のエリクソン(1902 ̄94)は言いました。年とともに肉体は衰えても、心はつねに生きる意味を探求しながら前進できるとは、なんとありがたいことでしょうか。   以 上

「時は金なり」という言葉があります。時間というのはお金と同じくらいに大切なもので無駄に使ってはならない。という意味にも用いる言葉ですが、私は時間をお金に例えているだけでは価値が低すぎるように感じます。さらに言えば、時間はお金で買うことはできません。生き物にとって時間は有限です。まさに命そのものです。
だから「時は命なり」という考え方の方がより的確に思えます。私達は命を削って生きているのです。
「今」という時間が恐ろしいスピードをもって過ぎていきます。
一日一日を大切にしましょう。

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2018年 8月

19日から長い夏休みになりますね。事故などに遭わぬよう、そして夏休みならではの体験ができることをお祈りしております。

園では全室空調機入れ替え工事等を実施いたします。「安全第一」を考えた工事になるようにいたします。ご理解ご協力のほどを。

さて今月は“子どもの心の育て方”佐々木正美著から河出書房新社より「人を尊敬する気持ち、共感する気持ちがないと、先人の素晴らしいものを受け継ぐことはできない」    以 上

私達大人こそが常に先輩の言動を謙虚、素直、感謝する心をもって接することが、子どもの「自立」を促すことに繋がることと思います。

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2018年 7月

1学期最後の月になりました。18日終業式まで11〜12日間です。七夕や誕生会、年長児のビッグイベントの「おとまり会」、そしてプール指導と目白押しです。体調の管理をしっかりしましょう。

さて、今月は10年ほど前にベストセラーになった、坂東眞理子著「親の品格」から‘乗り物のなかでは座らない’すでにお読みになっった方も多いことと思いますが、電車の中で親が立って、子どもが座っている姿をよく見かけます。
もちろん、まだ自分で立つのが頼りない一、二歳の子どもはひざに抱いてあげなければなりませんし、体力が十分でない三、四歳の子どもを座らせるのはかまいませんが、学齢以上の子どもは原則として乗り物のなかでは立たせましょう。立たせた方が、体力の養成にもつながります。
現実には、われ先にと車内へ乗り込み、親が身を挺して席を確保したりして、子どもを座らせているのではないでしょうか。自分たちより座るのを優先しなければならない妊婦や高齢者、障害のある人が周りにいないかを見るゆとりさえないのは困ったことです。自分さえラクできればよい、自分の子どもには座らせたいという態度は、自分の家族の安楽さしか考えない典型例です。 幼いときから席取り競争の勝者をめざしていると、筋骨豊かな青年になっても優先席に踏んぞり返り、高齢者や妊婦が乗ってきても狸寝入りを決め込むようになってしまいます。本来であれば、ほかの乗客が青年に注意して立たせるべきですが、みな知らん顔です。席に座るなんて恥ずかしい、格好悪いという美意識を、青年自身がもたなければなりません。
もし、一人だけ座れる席があったら、それは親が座るべきで、小学生や中学生が座るべきではありません。男の子はもちろんですが、女の子も車内では立つべきです。親をさしおいて座らずにはいられないほど疲れているときは仕方がありませんが、いつも座らなければならないひ弱な子どもだとしたら、本気になって体力を養わねば将来が不安です。

また、乗り物のなかは社会です。
車内でどう振る舞うべきか、他人に迷惑をかけないように、不快感を与えないためにはどうするべきか、子どもが幼いときから教えておきましょう。自分たちだけでふざけない、大きな声で話さない、できるだけ他人の邪魔にならないようにする、濡れた傘が人を濡らさないように気をつける、ひざをくっつけて座る、新聞を大きく広げて読まない、ドアの前を占領しない、電車の中で化粧をしない・・・。具体例を教えてあげましょう。
残念ながら、そうした行動、振る舞いを迷惑だと言われたことがない、自分で気がつかないという若者が増えています。親としては当たり前のことを今さらこまごま言わなくても、子どもはわかっているだろう、それでもそういう行為をしたいなら好きにすればよいと思っているのかもしれません。しかし、そもそも悪いことだと教えられていない若者が多いのです。若者が席を譲らないのは高齢者に反感をもっているからではありません。たんに気がつかないのです。ぜひ、幼いときから親が言って聞かせましょう。気付かずに人から嫌がられ、迷惑な行為を続けていることほど恥ずかしいことはありません。    以 上

年長児のお泊り保育は電車やバスを乗り継いで丹沢湖の奥にある中川温泉の宿まで出かけます。その間、乗り物の中では危険でない限りは座りません。また、秋には弘法山ハイキングに出かけますが、その往復も電車の椅子に腰掛けることはいたしません。本当に立派な子ども達です。やればできるのです。疲れ知らずの子ども達を疲れさせるのは大人の「あー疲れた」という言葉だそうです。・・・頑張りましょう。

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2018年 6月

今年の梅雨入りは早まりそうな気配ですね。じめじめしているだけでなんとなく憂鬱になってしまいますね。そんな中でも子ども達の園生活はだいぶ活発になり、友達の名前もかなり出てくるようになってくることでしょう。反面、室内で遊ぶことが多くなる時期でもありますので、友達同士のトラブルもつきものです。日々が充実できるよう、一日一日を大切にしたいと思います。ご理解・ご協力のほどを。

さて、今月は本吉圓子(もとこ)著「あふれるまで愛をそそぐ―6歳までの子育て」(株)カンゼンより“幼いときほど大切”と“小さな望みに応えてあげる”を紹介いたします。

『幼いときほど大切』
私は0歳から6歳までの幼児を長年にわたって保育してきまして、今は保育の指導をしながらお母さんたちの子育ての相談をお受けしていますが、子育て相談をやっていてしみじみ思うのは、小さい頃に親に愛されるということがどんなに大切なことかということです。
子育てがうまくいかなくて悩んで相談にみえる多くのお母さんたちに共通していえることは、小さい頃に親に愛された思い出がないということです。それで、わが子をどうやってかわいがったらいいかわからないというのです。そして、その子どもは愛情不足で心が満たされていないから、「困った子」になっているのです。
悩みは人によりさまざまですが、根本は一つ。子どもは、幼いときほどかわいがって育てることが大切なのです。幼いころに愛されて、心が満ち足りた子どもは、その子本来の「よさ」を発揮して育ち、いい大人になります。

『小さな望みに応えてあげる』
生まれてから大人になるまで、子どもはいろんなことを親に要求しながら大きくなっていきます。その時々に子どもが望むことに親がきちんと応えてあげれば、子どもは決して「困った子」になりません。
子どもが小さい頃に望むことは、「抱っこ」とか、「お外へいきたい」とか、「絵本読んで」とか、「みて、みて」というような、とても子どもらしい“小さな望み”です。小さい子どもは、親が出来ないようなことは絶対に要求してきません。親が今、その手ですぐできることばかりです。
子どもが大きくなると、そうはいきません。何万円もするゲーム機がほしいとか、オートバイを買ってくれとかいうことになれば、そう簡単に応えてあげるわけにはいきませんし、それに応えてあげることがいいかどうか、よく考えてみなければなりません。
それに比べて、小さい子どもの“小さな望み”には、すぐに応えてあげられますし、それにきちんと応えてあげれば、子どもは心が満たされて、その子本来の「よさ」を十分に発揮できるようになります。決して難しいことではありません。でも、なぜかその簡単なことをしてあげないで、子どもを「困った子」にしてしまうことが多いのです。    以 上

「過保護」とは子どもが望んでいる事で親ができることはすべて叶えてあげることだ。「過保護にして悪くなった子はいない」と言われています。
それに対して「過干渉」とは子どもが望んでいない事を親の気持ちを優先してやらせたり、子どもができることを先回りをしてやってしまうことだ。< br /> 「過干渉にしていると親を信頼しなくなる」と言われています。
「過保護」と「過干渉」の定義は佐々木正美先生によるものですが、私も全くその通りに思います。
「過保護」と「過干渉」は似ているようですが、子育ての結果は真逆なものになってしまいますね。

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2018年 5月

風薫る5月です。戸外で過ごすには絶好の季節になってきました。園生活も1ヶ月が経ち、子ども達の生活にも少しずつ変化があらわれてきます。緊張感を持って手探り状態で過ごした4月からくらべると、5月は少しずつ落ち着きを見せ始め、お互いの顔と名前が一致するようになり、友達と遊ぶことに楽しさを発見するようになります。反面、今まで遠慮気味に過ごしていた友達にも本音が出始め、自己主張が強くなり、遊具の取り合いなどのけんかがはじまるようにもなります。幼児期の集団生活ではこういったことを繰り返しながら(私はこのことを歓迎すべきトラブルと呼んでいます)、お互いを確かめ合って成長していきます。
大切な時期です。しばらく静かに見守ってあげましょう。

さて、今月は、高濱正伸著「伸び続ける子が育つお母さんの習慣」青春出版社より“上手な叱り方3原則は「厳しく・短く・後をひかず」を紹介いたします。
叱り方のポイントについては、講演会でも繰り返しお話ししています。なぜかというと、何回言っても元に戻ってしまうからです。
上手な叱り方3原則は「@厳しく・A短く・B後をひかず」。
「厳しく叱る」とは何かと言われれば、この子のこの状態をほうっておいたら社会人としてメシが食えなくなる、社会人として成立しない、甘ったれた仲間もできない状態になる、それを「思い知らせる」ための行為なのです。だから心を鬼にして厳しくしないと意味がありません。子どもが泣くくらいの強さでちょうどいいのです。厳しく叱るからといって、キーキーわめくのはバツ。できるだけ低い声で、丁寧に、真顔で、がポイントです。いつもやさしいお母さんに低い声で真顔で叱られるのは、子どもにとっては怖いものです。「厳しく叱りすぎると子どもが傷つきませんか?」と聞かれることがありますが、心配いりません。この時期の子どもは3歩歩いたらケロッと忘れる、すばらしい時期なのですから。これが5年生くらいになって親の言葉を「聞き流す」関係ができてしまうと、お母さんはとても苦労します。低学年までにビシッと叱ることができる関係を築いてください。「短く」叱るのが苦手なのも女性の特徴です。女性の場合は一度カッとなると、そのことだけではすまない傾向があります。いったん感情が高ぶると、「だいたいあなたはピアノだってやめちゃうし!」と、ずいぶん前の過失を持ち出して叱ったり、あげくの果てには「お父さんだって帰りが遅いし、もう!」と不満のすべてをぶつけてしまったりします。関係のないイライラを浴びせられた子どもはたまったものではありません。いま、この時点での過ちについてのみ叱るようにしてください。

最後に「後を引かず」。短く叱ったつもりでも、まだ怒りが収まっていない、つまり背中が怒っているお母さんが多い。叱られて1時間くらいたって宿題もして、お茶碗も運んで、「そろそろいいかな〜」と「お母さん」と話しかけると、「何!うるさいわね!」。お母さんの方はまだ終わっていなかったりします。
怒りが収まらない空気は、せっかく反省し、気持ちを切り替えた子どもの思いをつぶしてしまいます。厳しく短く叱って涙をふいたら、お母さんのほうも気持ちを切り替えて、いつものように接してあげてください。    以 上

『何度も言ってるでしょ!』『いつまでやってるの!』『はやく!はやく!』とは日本のお母さん達の口癖だとも言われています。
でもこんな言葉もありますよ。教育は「根気と繰り返しだ」ってね。 諦めずに頑張りましょう。!

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2018年 4月

入園・進級おめでとうございます。
暖かい春の訪れとともに平成30年度を迎えることができました。
初めての友達、初めての先生、初めての・・・何もかもが初めてなものばかりで、期待と不安が入り混じってウキウキ、ドキドキしていることでしょう。
園長を始め、教職員全員で精一杯にお世話させていただくことを心から喜んでいます。
しばらくはにぎやかな毎日になりますが、本当に楽しみです。

さて、今年度の「つくつくランド」も毎月の予定や子ども達の様子、いろいろな情報等を中心に楽しい内容になるようにしていきたいと思います。どうぞ、お楽しみに!
「教育とは思い出をつくる事なり」という言葉を聞いたことがありますか?
人の成長過程には、色々な環境や様々な時期に人や物との出会いがあり、その都度影響を受けていきます。その影響が強ければ強いほど、心に深く思い出として残り自分の生き方や在り方の方向を示してくれるものです。
思い出には嬉しいことや楽しいことばかりでなく、時には悲しみや怒りに満ちたこともあります。これから始まるつくしの幼稚園の生活は、親も子も職員もそれぞれが感動的で、思い出深いものになるようにと願っています。

4月は新入児も進級児もどんなに楽しく園で過ごしても、しばらくの間は疲れて帰ることと思います。ご家庭では十分な休息と甘えが必要です。お子さんをうんと受け入れてスキンシップをたくさんしてやってくださいね。
集団生活で「いい子」で過ごすことができるようになるには、ご家庭の受容が何より大切です。

こんな言葉があります。「親は子どもがいいことをした時だけ『おまえはいい子だね』と誉めるが、子どもはいつも親に『おまえはいい子だよ』と言われているといい子になるものである」
園でも家庭でも言い続けていきましょう。お互いの向上のためにも大切なことですね。
ご理解・ご協力のほどを。

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2018年 3月

卒園式まで二週間余りとなりました。本当に時が過ぎるのは早いものですね。3月はわかれの月とも言います。クラスの別れ、友達との別れ、先生との別れなど・・・しかし、この時期のわかれは子ども達にとって一段と大きく飛躍する機会なのです。親は(大人)、感傷的に考えてしまいますが、子ども達にとっては未来に向けて好奇心があり、希望があり、夢があります。進級・進学に向けて一日一日を大切にしましょう。

さて、今月は七田眞著「父親の7つの行動お父さん、今こそあなたの出番です」海竜社から[第7の行動]子どもに『夢』を与えるの中から“ひとのために何かをするということを、子どもの時に教える”を紹介いたします。

新聞に、次のような意見が載っていました。
「学校でも、徳を積む教育は必要だと思う。しかし、徳育を受け入れる素地ができているかどうかは、家庭の問題である」
最近は、自己中心的な「自己チュー児」が増えていると言われます。人の話を聞かない、人のものと自分のものの区別がつかない、人のものを傷つけても知らんぷり、「学級崩壊」が起こってきた遠因も、自己中心的な子どもが多いからだと思われます。そもそも、学校や家庭は、道徳を教える場でありました。「人やものを大切にしましょう」「お友だちと仲良くしましょう」「お年寄りに座席を譲りましょう」など、自分を中心とせず、人を大切にし、人のために尽くす、人のために何かを行うことの大切さを、説いてきたはずです。ところが、「道徳の授業は、人に価値を押しつける」などと批判され、中江藤樹が『翁問答』で説いたように、「親に対する孝が人間として生きる道の根本」などという孝徳の考えを教えることですら、戦後なくなってきました。家庭でも、親が子どもに、言うべきことを言わない、させるべきこともさせない、厳しさを欠いた友だち親子″が増え、徳を育てる場が失われているようです。

現在では、子どもだけでなく、その親の世代にも、「自己チュー」が蔓延しているように思われてなりません。電車では、お年寄りに席を譲るどころか、親が「席をとっておいで」と子どもを走らせたり、シルバーシートに平気で子どもを座らせたりしています。公園で子どもを遊ばせていても、順番を守れない自分の子どもを諭すどころか、「これくらい強い子じゃなくちゃ」などと、笑っている親もいると聞きます。うまく自己主張することと、自己中心的にふるまうことの区別がついていないかのような行動も、見受けられます。もともと、子どもは「自分がすべて」という存在として生まれるので、自己中心的な考え方をするものです。ですから、社会的生活を営むためには、自己中心的な部分を抑え、人のことを考える、人に譲る、人のために何かをする、ということを教えていかなくてはなりません。親がまず、手本となる行動をすることはもちろん、あえて子どもに教え、躾けるべきことなのです。小さなころから教えていかないと、後になってからでは、いくら道徳の時間で「徳」を教えても、受け入れる素養がなくては身につかないものです。日常生活のささいなことの中でも、「譲る心」「人のことを考える心」を身につけさせることができます。例えば、家族にミカンを配るとき、いつも子どもにまっ先に取らせるのではなく、「これは、おじいちゃんにあげて」「これは、おばあちゃんにあげて」「はい、お兄ちゃんにあげて」と配らせて、「はい、これが〇〇ちゃん」というふうに、目上の人から順番に配ることで、自分は後回しでも大丈夫、まず目上の人から順番で、ということを学ぶことができるわけです。お友だちと遊ぶときも、いつも人からもらっていてばかり、貸してもらってばかりでは、それが当然と思ってしまいます。赤ちゃんの頃から、人に譲ること、他人のことを考える心を育ててあげてほしいと思います。

自分を「利」するためにするのは「徳」ではありません。「自分のためではなく、人の役に立つために」という思いが「徳」です。小さな頃から、「徳」をうんと育てておくべきです。集団の中に入ったとき、社会に出たとき、自己中心的で困るのは、周囲もさることながら、その子自身なのです。    以 上

今年度の○月に向けて最終号となりました。果たして親として人としての在り方の参考になったでしょうか?至らなく足りないところはご自身で補っていただけると幸いです。これからもよろしくお願いいたします。

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2018年 2月

4日は立春となり暦の上では春になりますね。
しかし実はこの時期(1月下旬から2月上旬)が一年で一番寒くなるそうです。まだ寒い日が続くことと思います。
外出後はうがい・手洗いをしっかりしましょう。また何でもよく食べ(特に朝食)、外遊びも積極的にし、室内の換気を適度にして暖めすぎないようにしましょう。そして睡眠を十分にとることも大切です。
しかし体調の悪い時は残り少ない登園日数であっても無理をせず幼稚園を休むようにしましょう。
ご理解ご協力をお願いいたします。

さて、今月は鍵山秀三郎著「一日一話」PHP研究所からいくつかご紹介いたします。

“習慣が人格を形成する”
自分の人生を急によくしようとしても、よくなるものではありません。一つひとつ、よい習慣を身につける以外に方法がないと思います。
よい習慣に裏打ちされたその人の行動が、全人格として表れます。
商売をしている人は、お店の雰囲気に表れます。物を作っている人は、物作りに表れます。
習慣が、人格を形成します。

“よい人間関係”
知識や技能さえ身につければ、一生安泰に暮らせると勘違いしている人がおります。
知識や技能だけに偏りますと、人間としての感性が薄れてきます。感性が薄れると、人間関係に支障をきたします。したがって、幸せな人生は送れません。
よい人間関係を作るための基本は、自分の手と足と体を使って、人とのご縁を深めることです。

“丁寧な生き方”
丁寧な生き方をする人を、消極的で弱い人だと勘違いしている人がおります。
大きな誤解です。
丁寧な生き方こそ、積極的で強い意志がなければでき得ないことです。
事実、丁寧にやろうとすればするほど、時間も手間も必要とします。
そのうえ、忍耐と工夫がなければできることではありません。
丁寧な生き方は強固な精神力を育みます。    以 上

日々の子育てに頑張っていることと思いますが、出来るだけを心を込めて丁寧に心を込めて向き合ってみましょう。そして素直に・謙虚に・感謝して過ごすようにしていたら心穏やかな生活になることと思います。

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2018年 1月

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
冬休みはいかがでしたか?クリスマス、大みそかにお正月と慌ただしくも楽しい時を過ごしたのではないでしょうか?
3学期がスタートしました。卒園式・修了式までの保育日数は45〜6日です。1学期2学期と比較してはるかに短いのが3学期です。子ども達はこの短い期間に1年間のまとめと次への始まりの準備をする時期でもあります。毎日がとても貴重な日々です。親も子も先生も一日一日を大切に過ごしてまいりましょう。

さて、今月は中学生高校生の子どもを持つ親であればその名を聞いたことがある方が多いと思いますが、水谷修氏(略歴を紹介します。大学卒業後、1983年に横浜市立高校教諭、1998年から横浜市立戸塚高校定時制社会科教諭を経て、2004年9月に高校教諭を辞職。中・高校生の非行防止と更生、薬物汚染の拡大防止のために、全国各地の繁華街で「夜回り」と呼ばれるパトロールを行っています。私の知るところでは町田の109辺りで見かけたことがあります。また、薬物防止等の講演で全国を駆け回っていられるそうです。)の「あした笑顔になあれ夜回り先生の子育て論」日本評論社の中から『悲劇のヒロイン(自分病)』を紹介します。

残念ながら私は、2004年からの2年間の闘いで、すでに9名の子ども達を失っていました。
この2年間相談を受け続けてきて、気づいたことがあります。じつは私のところに届いた膨大な量の相談メールや相談電話のうち、その9割以上がこころを病んだ、夜眠れない子ども達、死に向かおうとしている子ども達からのものでした。
でも、そのほぼ7割は、私は「自分病」と呼ぶのですが、人が、教員が、親が、自分を認めてくれないと苦しんでいます。その中で自分を守るために、「私は悲劇のヒロインなんだ」「私は特別な人間なんだ」「私はほかの人とは違う」と、自分の殻の中に閉じこもっている子ども達でした。自分は世の中でもっともかわいそうな人間なんだと自傷(リストカットなど)したり、私を見てとばかりにゴシクロリータと呼ばれる特異な服装をしてみたり、あるいは、顔にたくさんのピアスをしたり、目を真っ黒に縁取りした特異な化粧をするという子ども達でした。
そんな彼ら彼女らは、じつは非常に簡単に違う方向に向けることができます。彼らは身体を動かすことができますから、私は「まわりに優しさを配ってごらん。人のために」と言います。
例えば、「先生、そんなことやったって、どうせ私なんか」という子に、「お父さんの靴を磨いてごらん、きっとわかるよ。お母さんの洗濯物をたたんでごらん」と言います。夜になると死にたいと言ってくる自分病の子ども達は、「そんなことしたって変わらない」と答えますが、「でも、やってごらん」と私は言います。翌朝怒りの電話がきます。「靴を磨いたけど、お父さん何も言わなかった。洗濯物もたたんだけど、お母さん何も言わない」「そうか、また明日もやろうね」「いやだ」と言って電話を切るのです。そして、その日にまた電話がかかってきます。「先生、お父さんがケーキかって来てくれた、気づいていたよ。お母さんも気づいてくれて、『ありがとう』って言ってくれた。私って生きていていいんだよね。人のために何かして『ありがとう』って言われるのって、すごく幸せなんだ」
これで、子ども達の心はほどけていきます。    以 上

大人は子どもが良いことをすると「おまえは良い子だね」と褒めるようですが、「おまえは良い子だよ」「お前は可愛い子だね」といつも認め言い続けていると、必ず、良い子に可愛い子に育つものです。
常に褒め合えるお互いでいたいですね。

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2017年 12月

一年の終わり師走となりました。ジョイフルコンサート、焼いも会、ロマンスカー遠足、もちつき会、クリスマス会そして2学期終業式。など残り14日間の中で2学期最後の行事が目白押しです。体調管理は万全に!手洗い、うがいをしっかりしてお休みの無いようにしましょう。

さて、今月は4年ほど前に紹介したドロシー・ロー・ノルトの子ども、孫、ひ孫たち 訳坂崎ニーナ眞由美「ドロシーおばあさんの教えほめればほめるほど、子どもは伸びる」PHPより『分かち合うことで、幸せなきもちになります』を紹介いたします。
私が十歳の時、家族でアメリカ縦断の旅をしたことがあります。
私と二歳上の兄はお小遣いを節約し、さらに家の手伝いをしてお駄賃をもらい、旅行中に使うお金を貯めました。
旅先で、私は一セント硬貨が入った小さな瓶を買いました。針の穴ほどしかない瓶の口からどうやって硬貨を入れたのか、私には不思議でたまりませんでした。
旅から帰った時、私の手元にはまだお金が残っていました。翌週に父の誕生日が控えていたため、本当はプレゼントを買わなければならなかったのですが、その頃私には、欲しくてたまらない人形がありました。残ったお金を全部使えば、人形を買うことができます。どうするべきか、私はさんざん悩みました。
答えが出ないまま、翌日、私は母や兄と、父へのプレゼントを買いに出かけました。母と兄はそれぞれ、父が好みそうなものを選んでいましたが、私は、父にはカードだけを買い、残りのお金で、欲しかった人形を買ってしまいました。私の中の「自分のことしか考えない」気持ちが勝利を収めたのです。人形を胸に抱え、私はとても興奮していました。
しかし父の誕生日がやってくると、興奮は後悔に変わりました。きれいにラッピングされた母や兄からのプレゼントを眺めながら、私は罪悪感と居心地の悪さを覚え、ちゃんとしたプレゼントを用意しなかった自分を責めました。
私は父に「パパ、愛してるわ」と書いたカードと、旅先で買った小瓶をあげたのですが、父は母や兄と同様、私にも「ありがとう」と言ってくれました。
さらに夕食の後、私が部屋で人形遊びをしていると、父がやってきて私の横に座り、プレゼントにもう一度感謝してくれました。私は、父よりも自分自身を優先させたことを哀しみ、恥じ入りました。
四十九年経った今も、あの日のことは鮮明に覚えています。

そしてあれ以来、私は百八十度変わりました。家族や友人たちに対して気前よく、何も期待せず、見返りを求めずに「与える人」になろうと決めたのです。

今、私は、自分のことを考えている時よりも、子どもたちのバースデー・パーティーの計画を立てたり、友人が喜びそうなプレゼントを選んだりしている時の方が、はるかに嬉しく、楽しく、興奮します。彼らを幸せな気持ちにしたいと心から願っているし、もし彼らが喜び、感謝してくれれば、それが私にとっては、最高のご褒美なのです。    以 上

幸せには3つあると言います。@「してもらう幸せ」からA「できる幸せ」そしてB「してあげる幸せ」です。
このB「してあげる幸せ」は自分のできることで人に貢献することであり、見返りを期待しない深い愛があってこそできることと思います。誰かにしてもらうことばかりを期待していると、不平や不満が大きくなってきてしまいます。出来れば最上位の「人の役に立つことが本物の幸せである」と言えるような行動をしたいものですね。

頑張りましょうね!

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2017年 11月

朝夕はだいぶ冷え込みむようなり、道路では落ち葉が舞うようになってきました。
今の時期は1年のうちで最も酸素が多く、日中でもひんやりとした空気が頬を気持ち良くなでてくれます。10月は雨の日ばかりでしたので、今月は出来るだけ園外出かけられるようにしていきたいと考えています。また、ジョイフルコンサートに向けて本格的に練習も始まってくることでしょう。
日々の練習を積み重ねながら幅広い豊かな経験をたくさんして一人一人の成長を確かなものにしていけるように指導していきます。ご理解、ご協力のほどを。

さて、今月は数年前にも紹介した岸本裕史著「どの子も伸びる幼児の学力」から『幼児期に獲得したい“ことば”』より◎学力を規定する語彙量です。著者はすでに亡くなられていますが、私の教育方針の一端を担っている方です。(とてもわかりやすく実践的な内容です。)
すべての学力の土台は、言語能力です。やがてわが子が小学校に上がったとき、すべての学力は、教科書を読んだり、先生の話を聞いたり、字を覚えたり、数を使ったりすることを通して獲得されます。言葉を通じてこそ、学力は身についていくのです。言葉を持たない動物は、学力を身につけることはできません。学力は、人間だけが持っている特別な能力なのです。
学力の高い子どもは、言葉が豊かです。小学校に入学したとき、語彙の多い子は7000語、普通の子は3500語、少ない子は2000語ほどの語彙を持っています。小学校入学までに身につけている語彙の量と学力は、ほぼ比例しています。たくさんの語彙を持っている子は、知識が豊富で、いろんなことを知っています。幼児期に語彙をたくさん身につけて育った子は、ほとんどが学力の高い子になっています。
子どもの言語能力は、幼児期においては主として親の言葉づかいの質に規定されます。けっして量ではありません。おしゃべりなお母さんやお父さんの子どもが必ずしも豊富な語彙を持つかといえば、そうではありません。
言語能力の高い子は、複文構造的な話し方ができます。「今日は日曜日である」「遊園地に行きたい」
「天気がよい」「家族で遊びたい」といった4つの文を、「今日は日曜日で、お天気もいいから、みんなで遊園地に行きたいな」と、一つにまとめて言うことができるのです。主語・述語があり、助詞や助動詞もちゃんと使っています。こうした話し方のできる子どもは、論理的に思考する力も自ずと発達していきます。

幼児の頃から複文構造的な話し方ができる子は、小学校で教わることはちっとも難しいとは思いません。ところが、複文構造的な話し方のできない子どもは、論理的に思考するのが少し難しくなります。このことは、入学後、先生の説明を聞いたり、教科書を読むことを通して学力を得ていくうえで、かなり不利だと言えます。    以 上

年長組の子ども達が就学前の健康診断を受けて「僕は○○小学校に行くんだ」「私は○○小学校よ」と話しながら、進学に向けての期待や不安が少しずつ出てきているようです。幼児ながら色々と思い悩むことがある事でしょう。想像がつきにくい世界に不安になっていても何も解決はしません。
大切なことは親子共々目の前の事を疎かにせず一つ一つを大切にして取り組んでほしいと思います。どんな事にもまず目の前の事からと考えていれば時間がかかっても必ず解決するものです。忙しい、時間がないと言っていては何も出来ません。慌てず騒がずじっくり取り組む姿勢こそが重要です。

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